他のスマホゲームと大きく違うPokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)の「ガチャ体験」とは?

齋藤 公一 / 2024年12月3日

UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 フロントエンドエンジニアの齋藤 (@31mskz10) です。

2週連続でPokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)の話題です。
先週はUIデザインに注目して、「ニューモーフィズム」について紹介しました。

先週の記事:『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』に採用されている「ニューモーフィズム」とは?

今回はガチャについてです。

スマホゲームのセルラン

国内収益ランキング1位になっており、2位の2倍以上の差をつけるというとんでもない記録を叩き出しています。

スマホゲームのセルラン分析(2024年11月14日~11月20日)。3週連続で1位は「ポケポケ」。各国における7月~9月の最大収益タイトルも紹介

他のスマホゲームに無いガチャ演出

ポケポケが他のスマホゲームと大きく異なるのは、ガチャの仕組みです。

いままのスマホゲームは、ユーザーは「ガチャを引く」というボタンを押したらそれ以上のことはできず、ただ祈ることしかできませんでした。

しかし、ポケポケでは「パックを自分で選ぶ工程」がわざわざ用意されています(ポケモンのトレーディングカードゲームをスマホゲーム化しているため、パックを引いてカードを集めてデッキを作って戦います。このカードを集めるときにガチャの要素があります)。

スワイプしてどのパックを引くかはユーザーに委ねられているのです。

さらに面白いのが、ユーザーはスワイプでパックを回転して見ることができ、たまにパックの右端が折れているものや最初から表裏が反対になっているパックが混ざっているのです。

ネット上では「この折れパックを引いた方がレアが出る確率が高い」「いやいや引いたけどいいの出なかった」など、どうすればレアが引けるのか情報が流れています。

実際のところはどうか分かりませんが、そもそもこのような話が出回っていること自体、いままでのスマホゲームには考えられない出来事でした。

とにかくユーザーに選択させる

ガチャとは別に、ポイントを使ってあらかじめ中身の分かっている5枚のカードの中から1枚を引く「ゲットチャレンジ」という仕組みがあるのですが、それも裏返した状態でユーザーに引かせます。

引いた後は全カードがオープンされるので、「目的のカードはそっちだったか!」となります。

運のはずなのに、なぜか技術があるかのように錯覚して「次こそはうまくできるんじゃないか」と思えてきます。
そして、ガチャを引いたりカードを選択する行為自体が遊びとなっているのです。

まとめ

ガチャを引くときに複数選択肢の中からユーザーに選択させるというのは探せばありそうですが、あまり見かけたことがありません。

そもそも選択させるための画面を作る必要がありますし、端が折れたパックもわざわざ用意する必要があります。

しかしその部分もこだわって作っているからこそ、さすがだなと思いました。


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