UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 フロントエンドエンジニアの齋藤 (@31mskz10) です。
去年(2024年)の年末にオフィスに集まって忘年会をしました。
夜になって残ったメンバーでウミガメのスープを行ったのですが、そのときの状況がコミュニケーションの問題とリンクしました。
ウミガメのスープとは?
正式名称は「水平思考パズル」ですが、その中の代表的なパズル問題である「ウミガメのスープ」が有名になり、その問題タイトルで呼ばれるようになりました。
水平思考パズルは、不可解な事象が問題文として提示され、そこから問題の出題者に対してYes / Noで回答できる質問をしていき、その不可解な事象を解明します。
実際の「ウミガメのスープ」の問題は下記の通りです。
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。
何故でしょう?
これに対して、出題者に質問をして状況を絞り込んでいきます。
- 「ウミガメのスープを飲まなかったら自殺しませんでしたか?」→「はい」
- 「他の料理を頼んでも自殺しましたか?」→「いいえ」
- 「そのウミガメのスープを飲んだ他のお客さんは自殺しませんか?」→「はい」
このように質問をしていき、真相が分かったら回答します。
コミュニケーションにおける早とちり
ウミガメのスープをしていると、質問を数回したタイミングで「分かった!」と言って、回答するのですが、だいたい見当違いの回答になってしまいます。
確かにその回答は、現時点で質問して返ってきた条件を満たしているのですが、正解ではありません。
質問してYes / Noが増えるたびに、「ということはこれが答えか?」と答えばかりあれこれ浮かんでしまいますが、やはり正解にはなりません。
この正解を絞り込んでいく作業はなかなか難しく、一度思いついてしまった発想に縛られて時間がかかってしまうことが多々あります。
そして、出題者は「この質問をするってことは、かなり迫ってきているな……もう正解分かるでしょ?」と思っていたりもします。
これは普段のコミュニケーションでも同じことが言えるなと感じました。
日常会話レベルだと問題ないのですが、複雑な話や長い話を聞いているときは注意しないと早とちりしてしまいますし、話を振っている方も「相手はもう分かっている」と勘違いして進めてしまいます。
エポケーという考え方
懐疑主義にはエポケー(Epokhe)という考え方があります。
もともと古代ギリシャ語で「停止・中止・中断」という意味があり、分からないことの判断を保留したり、判断停止をした上で目の前の現象をあるがまま捉えることを言うそうです。
先ほどのウミガメのスープで言うと、出題者に質問して返ってきたYes / No(条件)を勝手に膨らませてどんどん回答を考えてしまったり、分からない部分を自分なりに勝手に解釈してしまうのではなく、一度言われた条件をそのまま受け取り、分からない部分は分からないとそのまま受け取っておくようなイメージでしょうか。
そうすると、自分の解釈に足を引っ張られることも減りそうですし、分からない部分は深掘って質問をしようとなります。
事実をあるがままに受け止めるという意味では、マインドフルネス瞑想に近いものがあるのかもしれません。
普段のコミュニケーションでも、相手が言っていることを解釈を勝手に加えず言葉通り受け止めるという選択肢を持ってみると、認識齟齬が減るかもしれません。
まとめ
相手の言っていることを先読みできてしまう人であるほど、話す前に推測してしまい、それが足かせになってコミュニケーションミスを引き起こします。
コミュニケーションで「ちょっといま勝手な解釈を加えてしまってそうだな」と感じたときは、このエポケーという考え方を思い出してみてはいかがでしょうか。
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