UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 フロントエンドエンジニアの齋藤 (@31mskz10) です。
「新しいアイデアを生み出す」
0から1を生み出すことは、口では簡単に言っても簡単ではありません。
小林賢太郎さん(ラーメンズ・パフォーミングアーティスト)の言葉に「0から1を生み出すのはムリでも、もがき苦しめば0から0.1くらいにはなる。それを10回繰り返せば1になる」という言葉があります。
いきなり1を作ろうとするのではなく、まずは自分の中に0.1を積み上げていくようなイメージでしょうか。
そのためには、まずは数を生み出す必要があります。
そんな時に役立つのが、アイデア発想のフレームワークを使う方法です。
今回は「アンチプロブレム」というアイデア発想法を紹介します。
アンチプロブレムとは?
アンチプロブレムとは、既存の問題や課題に対して、「その問題の反対」について考えたり、「もしもその問題がなかったらどうなるか?」といった逆転の発想で考えることで、新しいアイデアを生み出す手法です。
問題点や課題に対する従来の考え方にとらわれずに、通常のアプローチでは得られない新たな視点から解決策を探れるので、特にアイデア出しに行き詰まったときや、平凡なアイデアばかりが出てしまっているときなどに有効です。
アンチプロブレムの具体的な手順
アンチプロブレムは、以下の手順で行います。
- 問題点や課題を明確にする
- 問題点や課題に対して、「もしもその問題がなかったらどうなるか?」、「その問題の反対は何か?」といった問題点や課題の逆を設定する
- 反対の視点から生まれたアイデアを、できるだけ多く書き出す
- 書き出したアイデアの中から、実現可能性などを基準に評価して選定する
- 選定したアイデアを具体化し、実現可能なプランへと落とし込む
アンチプロブレムのメリットと注意点
アンチプロブレムのメリット
アンチプロブレムには下記のようなメリットがあります。
- アイデア出しに行き詰まった場合に、違った方向から考えることでさらにアイデアを出せる
- 既存の考え方にとらわれず、逆転の発想で考えることで、斬新なアイデアを生み出せる
- 従来の考え方では思いつかなかった解決策を見つけることができるため、問題解決の突破口を開ける
- 競合他社との差別化につながるアイデアが生まれる可能性がある
例えば「ユーザーにとって使いやすいお問い合わせフォームを作るためにどうすればいいか?」を考えるときにアンチプロブレム法を使う場合、真逆の「ユーザーにとって最悪のフォームとは何か?」を出していきます。
- 必須項目が多すぎる
- 入力した値が消える
- 日本語変換確定のenterで送信されてしまう
- バリデーションルールが厳しい
- 送信ボタンの近くに「クリア」ボタンがある
出てきたアイデアを反転して、「必須項目が多すぎると使いにくいから、使いやすくするために最小限にしよう」という風に考えていきます。
行き詰まったときに逆の視点から考えることで、意外なアイデアが出てくる場合もあります。
アンチプロブレムの注意点
アイデア出しに行き詰まった場合などに使えますが、下記の注意点があります。
- 非現実的なアイデア、もしくは当たり前すぎるアイデアになってしまう可能性がある
- 逆転の発想で生まれたアイデアに対して、そこからさらに批判的な視点を持つことも重要
- 逆転の発想で生まれたアイデアを、具体的に実現可能なプランへと落とし込むためには、具体的な案に落とし込む力が必要になる
出てきたアイデアから具体的なものに落とし込むためには、少し慣れやスキルが必要になりそうです。
先ほどのフォームの例だと「入力した値が消える」を反転して「じゃあ、ちゃんと入力した値が表示されたら良いフォームだね」という話になると、当たり前すぎるアイデアで終わってしまいます。
ただ、そこからステップアップさせて「途中でリロードしても入力内容が保持されると使いやすいかも」や、「ユーザーがログインしている場合は名前やメールアドレスは自動入力されると使いやすいかも」というところまで考えられると良いアイデアになります。
まとめ
アンチプロブレムは、既存の問題や課題に対する逆転の発想で考えることで、斬新なアイデアを生み出すアイデア発想法です。
従来の考え方にとらわれずにアイデアを出すという点では、面白い方法です。
アイデア出しのときに悩んだら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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