シンプルにしておけ!「KISSの原則」|エンジニアの原理原則1

齋藤 公一 / 2026年2月3日

UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 フロントエンドエンジニアの齋藤 (@31mskz10) です。

エンジニア・IT業界には、有名な原理原則や法則がいくつかあります。
先人が何度も経験したことを言語化しているので、そこから学べることは多いはず。

今回はその中から「KISSの原則」について紹介します。

KISSの原則とは?

KISSの原則とは「Keep It Simple, Stupid」の頭文字をとった言葉です。
日本語にすると「シンプルにしておけ、馬鹿!」という、少し強い表現になります(頭文字を取ってキャッチーな単語にするために、わざわざ付け加えた感がありますが……)。

しかし、伝えたいメッセージはとても重要で、とにかく「物事はできるだけシンプルに保つべきだ」ということです。

この考え方は、プログラミングだけでなく、資料作成やコミュニケーションなど仕事のあらゆる場面で役立ちます。

なぜシンプルが良いのか?

「シンプルにした方がいいのは当たり前でしょう」と思う人でも、じゃあ何故シンプルにした方がいいのか、理由を言語化するのは難しいのではないでしょうか?

まず1つ目に、他の人が理解しやすくなります。
シンプルな設計やコードは、誰が見ても内容をすぐに把握できます。

仮に1人で作業する場合でも、数ヶ月前のことはハッキリ覚えていなかったりします。
シンプルにすることで未来の自分もラクになります。

2つ目は、ミスが起きにくくなります。
複雑にしていると、その分だけ多くの問題を含みやすくなります。シンプルにすれば、そもそも問題が発生する可能性を減らせます。

そして3つ目は、後からの変更が楽になります。
将来、機能を追加したり修正したりする必要が出てきたとき、シンプルな構造の方が対応しやすくなります。

これが複雑だと理解に時間がかかってしまいますし。2つ目の理由のミスが発生する可能性も上がります。

日常業務でKISSを実践するために

この原則を日々の仕事で実践するための、具体的な考え方や行動をいくつか紹介します。

  • コードを書くとき
    • 1つの機能には1つの役割だけを持たせる
    • 複雑な処理は、複数の小さな処理に分ける
  • ドキュメントを作成するとき
    • 最初に結論や要点を書く
    • 誰が読んでも理解できるような表現を心がける
  • コミュニケーションをとるとき
    • まず結論から話す
    • 一度に多くの情報を詰め込まず、要点を絞って話す

シンプルを追求する上での注意点

シンプルにすることと手を抜くことは違います。
過不足なくシンプルにするためには、むしろ考えることが増えてしまいますから、手を抜くこととは真逆です。

また、必要な機能を削ってしまうことでもありません。
大切なのは、求められる要件を満たした上で、最も無駄のない、分かりやすい方法を見つけ出すことです。
「どうすればもっと単純にできるか?」と常に自問自答する習慣が、質の高い成果につながります。

まとめ

今回は、あらゆるものごとの基本となる「KISSの原則」について紹介しました。
複雑な課題に直面したときほど、この「シンプルにする」という視点が重要になってきます。

難しく考えすぎず、「もっとシンプルにできないか?」と考えてみてはいかがでしょうか?


UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates 株式会社は、神戸三宮オフィスまで週1出社(それ以外はリモートワーク)できる「デザイナー」「エンジニア」を募集しています。

興味のある方は、カジュアル面談しますので気軽にお問い合わせください!

同じテーマの記事