参加者全員が意見を出せる静かなブレインストーミング「ブレインライティング」|アイデア発想のフレームワーク1

齋藤 公一 / 2025年2月4日

UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 フロントエンドエンジニアの齋藤 (@31mskz10) です。

「新しいアイデアを生み出す」
0から1を生み出すことは、口では簡単に言っても簡単ではありません。

元ラーメンズの小林賢太郎さんの言葉に「まずは0から0.1くらいを作る」といった言葉があります。

0から1をつくるということは、とても難しいことです。けれど必死にもがき苦しめば0.1ぐらいは生み出せるものです。あとは、それを10回繰り返せばいい
僕がコントや演劇のために考えていること

いきなり1を作ろうとするのではなく、まずは自分の中にある0.1を積み上げていくようなイメージでしょうか。

そのためには、まずは0.1でも0.01でもいいから、自分の中から数をひねり出す必要があります。
そんな時に役立つのが、アイデア発想のフレームワークです。

フレームワークを活用することで、思わぬアイデアが生まれ、それを積み上げていくことで、1を生み出せるかもしれません。
今回は「ブレインライティング」というアイデア発想法を紹介します。

ブレインライティングとは?

ブレインストーミングは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
批判禁止で、どんな突飛な発想でもいいからとにかく思いついたアイデアを出して付箋に書いていく方法です。

それに対してブレインライティングは、名前の通り発言するのではなく、アイデアを紙に書いていきます。
制限時間を設けて、時間が来たら他の人と紙を交換して、アイデアをまた書いていきます。他の人のアイデアを見た上で乗っかるのもいいですし、全然関係ないアイデアを書いても構いません。

ブレインストーミングだと、アイデアを出す人が偏ってしまったり、声の大きい人ばかりが発言するといった問題がありました。

しかしブレインライティングだと全員が書くことに集中するため、発言が苦手な人でもアイデアを出せますし、静かに集中してアイデアを書き出せるため、人によってはこちらの方がより多くのアイデアを生み出せます。

ブレインライティングの具体的な手順

ブレインライティングは、下記の手順で行います。

  1. テーマ設定:まずは、出したいアイデアのテーマを設定する
  2. アイデアを書き出す:2〜3分の制限時間を設けて、テーマに関するアイデアを書き出します(ブレインストーミングと同様に、突飛な発想でもOK)
  3. 他の人と紙を交換する:紙を交換して、他の人がどんなアイデアを出しているのか確認し、そこから発想を広げてさらにアイデアを書き出します
  4. アイデアを評価・選定する:何度か紙を交換してアイデアが出揃ったら、書き出したアイデアの中から、実現可能性や独自性などを基準に評価して選定します

ブレインライティングのメリットと注意点

フレームワークは、メリットと注意点を意識して適切に使う必要があります。
メリットと注意点をそれぞれ把握しておきましょう。

ブレインライティングのメリット

  • 自由な発想を促進する:ブレインストーミングと同様に、批判や評価を後回しにすることで、斬新なアイデアを生み出すことができます
  • 思考の活性化:紙に書くことで脳の活性化し、思いもよらないアイデアが出るかもしれません
  • 発言が苦手な人でも参加可能:紙に書くので、発言が苦手な人でも気負わずに参加できます

ブレインライティングの注意点

  • テーマを明確にする:テーマが曖昧だと、アイデアが散漫になりがちです
  • 時間制限は短めにする:ダラダラ時間をかけすぎて集中力が途切れないように、時間制限は2〜3分くらいが望ましいです
  • 評価はあと回し:アイデアを出し切る段階では、批判や評価は控えるようにしましょう。
  • 書けるスペースは広めにする:紙が小さいと、自然とその小さいスペースに収まるアイデアしか出なくなってしまいます。紙は少し大きめのものを用意するか、2枚目3枚目も用意するのがベターです

まとめ

ブレインライティングは、個人が集中してアイデアを書き出すため、順番に発言したりみんなで考えることに比べて、効率的に多くのアイデアを生み出すことができます。

アイデア出しに悩んでいる方は、メリットと注意点を押さえた上でブレインライティングを試してみてはいかがでしょうか。


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