UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 フロントエンドエンジニアの齋藤 (@31mskz10) です。
最近読んで面白かった本に『悪文の構造 ――機能的な文章とは 』があります。
弊社はリモートワークが基本なので、チャットコミュニケーションがメインです。
そうなると、名文を書くのではなく、悪文を書かないことが重要になってきます。
名文を書くのではなく、悪文を書かない
文章を書くコツは芸術的な名文を書くことではない。読みにくい「悪文」を書かないことである。
本書では、上記のように「悪文」を書かないことにフォーカスしています。
そのためには、まずどのような文章が悪文かの構造について書かれています。
- 詩的な言葉選び
- 美しいレトリック
このような文章を書く必要はなく、とにかく分かりやすく・齟齬なく相手に伝える方が重要です。
名文、良い文章というのは読み手の主観によって定義が大きく揺れます。
しかし、どんな文章が悪文かは簡単に判断できます。読んでいて不正確な文章や、分かりにくい文章は悪文です。
文章の構造を考える
本書では、タイトル通り「文章の構造」にフォーカスして書かれています。
そして下記に注意しながら文章を組み立てていきます。
- 主語と述語を明確にする
- 長文は避ける
- 助詞を的確に使い分ける
- 修飾関係や並列関係を明確にする
- 句読点を適切に使う
- 過不足のない情報を提示する
とにかく文章を書いたときに、その構造が1つの意味でしか解釈できないように頑強に書くことが重要です。
太宰治に学ぶ「削る力」
本の内容とは逸れてしまいますが、過去に『太宰治に学ぶ、チャットコミュニケーションで迷ったときに意識すること』という記事で紹介した太宰治の『もの思う芦』にこんな文があります。
兵法
文章の中の、ここの箇所は切り捨てたらよいものか、それとも、このままのほうがよいものか、途方にくれた場合には、必ずその箇所を切り捨てなければいけない。いわんや、その箇所に何か書き加えるなど、もってのほかというべきであろう。
もの思う葦
太宰治の言っていることなので名文に入ってしまいますが、「文章を削る力」というのも必要かもしれません。
書いたあとに「読み直す」
チャットでも資料でも、文章を書いたあとに一度「読み直す」習慣を持つだけで、悪文をかなり減らすことができます。
- 主語と述語は対応しているか?
- 読み手が初見でも理解できるか?
- 結論はハッキリ書かれているか?
- 無駄な言い回しや重複表現はないか?
このような視点で読み返すだけでも、文章の質は良くなります。
悪文は技術で避けられる
私自身、新卒でN’sCreatesに入社してから8年近くリモートワークを経験しています。
チャットコミュニケーションがメインなので、分かりやすい文章には気をつけてきました。
分かりにくい表現を避ける、長文を避ける、結論から書く。
これらはすべて「技術」です。
一方、名文は「芸術」です。
実務において、芸術を目指す必要はありません。
私自身も日々反省を繰り返しながら文章を書いています。
少しでも悪くない文章が書けるように、意識していきたいものです。
UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates 株式会社は、神戸三宮オフィスまで週1出社(それ以外はリモートワーク)できる「デザイナー」「エンジニア」を募集しています。
興味のある方は、カジュアル面談しますので気軽にお問い合わせください!









