既存アイデアを進化させるための「オズボーンのチェックリスト」「SCAMPER法」|アイデア発想法3

齋藤 公一 / 2025年6月10日

UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 フロントエンドエンジニアの齋藤 (@31mskz10) です。

「新しいアイデアを生み出す」
0から1を生み出すことは、口では簡単に言っても簡単ではありません。

少しでも前に進むために、いきなり1を作ろうとするのではなく、まずは自分の中に0.1を生み出し、それを積み上げていくことで1にするようなイメージを持った方がうまくいくかもしれません。

そのためには、まずは数を生み出す必要があります。
そんな時に役立つのが、アイデア発想のフレームワークを使う方法です。

今回は「オズボーンのチェックリスト」と「SCAMPER法」というアイデア発想法を紹介します。

オズボーンのチェックリストとは?

オズボーンのチェックリストは、1953年にアメリカのアレクサンダー・オズボーンによって考案されたアイデア発想法です。

既存のアイデアに対して、以下の9つの視点(質問)で新たなアイデアを生み出すことを目指します。

  1. 転用(Put to other uses):既存のものを他の用途に転用できないか?
  2. 応用(Adapt):他の分野やアイデアを応用できないか?
  3. 変更(Modify):既存のものを変更できないか?
  4. 拡大(Magnify):大きくしたり、頻度を多くしたりできないか?
  5. 縮小(Minify):小さくしたり、頻度を少なくしたりできないか?
  6. 代用(Substitute):他のものに代用できないか?
  7. 再配置(Rearrange):配置を変えられないか?
  8. 逆転(Reverse):逆転してみたらどうなるか?
  9. 結合(Combine):異なるものを組み合わせられないか?

SCAMPER法とは?

SCAMPER法は、アメリカの経営コンサルタント、ボブ・エベリンによって考案されたアイデア発想法です。

既存のアイデアに対して、こちらは以下の7つの質問を投げかけることで、新たなアイデアを生み出すことを目指します。

  • 代替(Substitute):何を別のものと交換できるか?
  • 組み合わせ(Combine):他のものと組み合わせることができるか?
  • 適応(Adapt):他のものに適応できるか?
  • 修正(Modify):変更を加えることができるか?
  • 別の用途で使う(Put to other uses):別の用途で使用できるか?
  • 削除(Eliminate):不要な部分を削除できるか?
  • 逆転(Reverse):逆にすることができるか?

オズボーンのチェックリストとSCAMPER法のメリット

オズボーンのチェックリストとSCAMPER法は、どちらも既存のアイデアを発展させるためのチェックリストとして活用できます。

そしてこれらには下記のメリットがあります。

  • 既存のアイデアをベースにして新たなアイデアを生み出すことができるので、ゼロからアイデアを生み出すよりも簡単
  • アイデア出しが苦手な人でも比較的簡単にアイデアを出せる
  • よくある視点が用意されているから、取っ掛かりが少ない場合でもお題からアイデア出しができる

ブレインストーミングなどで、アイデアが出なくて沈黙が続いてしまうようなことがなくなります。

まずは用意されたチェックリストを使って順番に当てはめていくことで、アイデアが出てくる流れを作ることもできます。

オズボーンのチェックリストとSCAMPER法の注意点

ただし、こうしたチェックリストを使うときには、質問項目に沿って機械的にアイデアを作っていくだけでは、良いアイデアは生まれません。柔軟な発想を心がけることが大切です。

「質問に沿って埋めていけばいい」ではなく、その生まれてきたアイデアから新たに着想を得ようとするのも重要です。

まとめ

オズボーンのチェックリストとSCAMPER法は、既存のアイデアを進化させるための効果的なアイデア発想法です。これらの手法を活用することで、既存のアイデアを新たな視点から見直し、より良いアイデアを生み出すことができます。

アイデア出しに悩んでいる方は、ぜひオズボーンのチェックリストとSCAMPER法を試してみて下さい。


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