仕事との向き合い方に関する印象的な言葉「自分を中毒になるように仕向ける」

齋藤 公一 / 2026年10月13日

UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 フロントエンドエンジニアの齋藤 (@31mskz10) です。

コピーライターの糸井重里さんの本に、仕事との向き合い方に関する印象的な言葉があります。

なにかを一生の仕事にしていくと決意したら、自分を、そのなにかの「中毒」になるように仕向けていくんです。
ボールのようなことば。 p136

今回は、この「中毒者の仕事術」という考え方について、深掘って考えてみます。

「中毒」とはどういう状態か

糸井重里さんの言う「中毒」とは、無理に長時間働く「ワーカホリック」とは異なります。

仕事とプライベートの境界線が溶けてしまうような、自然で持続的な没頭状態なんじゃないかと感じます。

  • 常に頭の片隅で自然と仕事に関連することを考えている
  • 仕事が「趣味」のようになる
  • 仕事を通して世界を見るようになる

デザイナーなら街中の看板のフォントが気になり、エンジニアなら日常の事象をシステムとして捉えてしまうといった具合です。

なぜ「中毒」になることが重要なのか

このような状態になることで、まずアイデアの質と量が向上します。

優れたアイデアは、机に向かって「考えよう」と意気込んでいるときよりも、リラックスしている時のふとした瞬間に生まれやすいと言われています。

常に頭の片隅で考え続けることで、そうした偶発的なひらめきが起こる確率が高まります。

また、学習が苦にならなくなります。
「中毒」状態にある人にとって、関連分野の情報をインプットすることは、勉強というよりも趣味の一環です。

その結果、自然と深い知識やスキルの習得につながっていきます。

健全な距離感も忘れずに

もちろん、この考え方には注意も必要です。

「中毒」という言葉が示す通り、のめり込みすぎて心身の健康を害したり、周りが見えなくなってしまっては本末転倒です。

クリエイティブな思考には、休息や、仕事とは全く関係のない時間も不可欠です。
あくまで健全な情熱や好奇心にもとづいた状態であり、自分を追い詰めすぎないことも重要です。

まとめ

「内発的動機づけ」なんて言葉がありますが、まさに他人から強制されるものではなく、自分自身の内側から湧き出る好奇心によって育まれる状態が必要に感じます。

自分の仕事の中で「これについて考えていると時間を忘れるな」と感じる、小さな核のようなものを見つけること。
それが、仕事で深い喜びにたどり着くための、第一歩なのかもしれません。


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