UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 フロントエンドエンジニアの齋藤 (@31mskz10) です。
エンジニア・IT業界には、有名な原理原則や法則がいくつかあります。
先人が何度も経験したことを言語化しているので、そこから学べることは多いはず。
今回は「DRYの原則」について紹介します。
DRYの原則とは?
DRYの原則とは「Don’t Repeat Yourself」の頭文字をとった言葉です。
日本語にすると「同じことを繰り返すな」という意味になります。
これは、プログラムのコードやドキュメントなどにおいて「同じ情報やロジックを複数箇所に書くべきではない」という考え方です。
情報を一箇所に集約し、それを「唯一の信頼できる情報源」として参照するようにします。
なぜ繰り返してはいけないのか?
では、なぜ同じことを繰り返してはいけないのでしょうか?
まず、同じようなコードが何度も書かれていると修正が大変になり、ミスが増えます。
同じコードが3箇所にあった場合、仕様変更で修正が必要になったら3箇所すべてを直さなければなりません。もし1箇所でも修正を忘れてしまうと、それがバグの原因になります。
そしてもう1つは、開発の効率が落ちてしまうからです。
一度書いたロジックを再利用すれば、新しくコードを書く手間が省けます。繰り返しは、車輪の再発明と同じで無駄な作業です。
日常業務でDRYを実践するために
この原則を日々の仕事で実践するための、具体的な考え方や行動をいくつかご紹介します。
- コードを書くとき
- 同じ処理を2回以上書いたら、関数やクラスにまとめる
- 直接数値を書く(マジックナンバー)のではなく、定数として定義する
- ドキュメントを作成するとき
- 共通の用語や仕様は、1つのページで管理し、他からはリンクを貼る
- 同じスクリーンショットや図を何度も貼り付けない
- チームで開発するとき
- 共通で使える部品(コンポーネントやライブラリ)を積極的に活用する
- 新しい機能を作る前に、似たような機能が既にないか探す
DRYを追求する上での注意点
DRYの原則は強力ですが、行き過ぎには注意が必要です。
一見似ているように見えても、背景にあるビジネスルールや目的が異なるものを、無理やり共通化してしまうと、かえって複雑で分かりにくいものになってしまいます。
大切なのは、コードの表面的な重複だけでなく、それが表している「知識」や「意図」が本当に同じなのかを考えることです。
まとめ
今回は、効率的で保守性の高い開発の基本となる「DRYの原則」について紹介しました。
同じことの繰り返しは、将来のバグや無駄な作業の原因になります。
まずは自身のコードやドキュメントを見直して「ここ、前にも同じことを書いたかも?」と探してみてはいかがでしょうか?
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