UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供するN’s Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社の山本です。
デザインの勉強をしていると「良いUIをたくさん見ることが大切」とよく言われます。実際にUIギャラリーサイトや有名なアプリのデザインを見ることで、多くの学びを得ることができます。
しかし、見た目をそのまま真似するだけでは、なかなかデザイン力は身につきません。なぜそのUIが良いのか、なぜその配置や表現になっているのかまで考えることで、初めて自分の知識として活かせるようになります。
今回は、「良いUI」を参考にするときに意識したいポイントについてまとめてみます。
UIには必ず“そうなった理由”がある
私たちが「使いやすい」「見やすい」と感じるUIには必ず理由があります。
例えば購入ボタンが目立つ色になっているのは、ユーザーに行動を促したいからかもしれません。入力フォームが複数のステップに分かれているのは、ユーザーの負担を減らすためかもしれません。
一見すると単なるデザインの違いに見える部分でも、その裏にはユーザー体験やビジネス上の目的があります。
良いUIを見るときは、「なぜこのデザインになったのだろう?」という視点を持つことが大切です。
「良い」と感じた理由を言語化する
参考サイトやアプリを見て「なんとなく良い」と感じることは多いと思います。
ただ、その感覚のまま終わらせてしまうと学びにはなりません。
例えば、
- 情報の優先順位が整理されていて見やすい
- 余白が適切で圧迫感がない
- ボタンの配置が操作しやすい
- 色の使い方が目的に合っている
など「なぜ良いと思ったのか」を言葉にしてみることが重要です。
言語化する習慣が身につくとレビューの際にも根拠を持って説明できるようになり、デザインの再現性も高まります。
真似るなら「見た目」ではなく「考え方」を真似る
デザイン学習で陥りがちなのが”見た目だけをコピー”してしまうことです。
もちろんトレースや模写には学習効果があります。しかし、本当に身につけたいのはデザインそのものではなく、その背景にある考え方です。
なぜこの余白なのか。
なぜこの順番で情報を並べているのか。
なぜこのコンポーネントを採用しているのか。
こうした設計意図を理解することで、異なる案件やサービスでも応用できる知識になります。
自分のデザインに置き換えて考える
学んだ内容は自分のデザインに置き換えて考えることで初めて定着します。
参考にしたUIを見ながら、
「自分の担当している画面だったらどう活かせるだろう?」
「同じ目的なら別の表現方法はないだろうか?」
と考えてみるのがおすすめです。
そのまま真似るのではなく、自分の課題に合わせて応用することで知識が経験へと変わっていきます。
まとめ
良いUIを見ることは、デザイナーにとって大切なインプットです。
しかし、見た目を真似するだけでは本質的な成長にはつながりません。
大切なのは「なぜそうなっているのか」を考え「良い理由」を言語化し、自分のデザインに応用することです。
UIには必ず設計意図があります。その意図を読み解く力が身につくと、インプットの質もアウトプットの質も大きく変わっていきます。
次に良いUIを見つけたときはぜひ見た目だけではなく、その背景にある考え方にも目を向けてみてください!
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