UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供するN’s Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社の西田です。
前回は「35歳、また新人になった」という記事で、中途入社したばかりの自分のマインドセット——経験者の鎧を脱いで、60%で相談し、分かったフリをしない、という3つの習慣について書きました。
ありがたいことに反応もいただいたので、今回はもう一歩踏み込みます。「N’s Createsって、実際どんなふうに開発してるの?」という、現場の中身を正直に書いてみたいと思います。
転職を考えている方、特に「経験はあるけど、この会社の実際の働き方が気になる」という方の参考になれば嬉しいです。良いところも、「ここは慣れが要る」というところも、隠さず書きます。
リモート中心の、ある1日の流れ
「リモート中心です」と言葉で言われても、応募する側からするとイメージが湧きにくいと思います。なので、私のある1日を、そのまま書いてみます。
・09:00 朝礼——その日にやることを確認して、1日が始まります
・午前 案件Aの実装
・12:00 休憩
・13:00 案件Bの定例会議——進捗共有と、仕様のすり合わせ
・午後 会議で決まったことを踏まえて実装
・18:00 夕会——共有すべきことがあれば、ここで連絡
これが基本のリズムです。定例会議の数や時間帯は日によって変わりますが、「朝礼で始まり、夕会で締める」という枠は毎日同じです。
そして、毎週金曜は出社日。リモート中心ではありますが、週に一度は顔を合わせる——この「完全在宅ではない」バランスが、個人的にはちょうどいいと感じています。
この日は、対面ならではのミーティングやランチ会など、リモートではやらないことに充てます。画面越しでは生まれにくい雑談や、ちょっとした相談が自然に起きるのが、良さだと思っています。
ポイントは、朝礼と夕会で1日を挟むことで、「今日どこまでやるか/どこまでやったか」がリモートでも自然に共有されること。前回書いたとおり、リアクション一つが「ちゃんとここにいますよ」の合図になる。リモートだからこそ、この積み重ねが効いています。
テキストで伝わりにくいことは通話ですぐ片づくので、リモート勤務が初めての人でも、ここは身構えなくて大丈夫だと思います。
使っている技術と、AIとの付き合い方
技術スタックは応募者が一番気にするところだと思うので、ありのままに書きます。
・フロントエンド:Nuxt.js / Next.js など
・バックエンド:Laravel
・インフラ:Amazon Web Services(AWS)——Amazon EC2 / Amazon Route 53 / AWS IAM / Amazon ECS など
・コミュニケーション:Slack
・開発の相棒:AIツール(Claude Code、Codex など)
※使用技術は案件ごとに異なります。
ごく一般的なWeb開発の構成のため情報も多く、詰まっても手がかりを見つけやすいです。
入ってみて一番印象的だったのは、AIツールを「使ってもいい」ではなく「使いこなす前提」で開発が回っていることでした。
実装の叩き台を作らせる、調べさせる、レビューを手伝わせる——Claude CodeをはじめとしたAIの使い所は多岐にわたります。ただ、任せて終わりにはしない。AIが出したものは、最後に自分の目で確かめます。
最終的に責任を持つのは人間だ、という前提がチームで共有されている。そのうえで、どこまでAIに任せ、どこからは人間が引き取るかの線引きは、一人ひとりが自分で引いている。
正直に言うと、前職ではAIに頼らず書いてきました。だからこの線引きの感覚は、入ってから初めて身につけているところです。経験者として入ったつもりが、ここでもまた新人だな、と感じる部分です。
ここは、慣れが要るところでもあります。その前提のぶん、AIに不慣れなまま入ると、最初はキャッチアップに時間を取られると思います。裏を返せば、伸びしろがそのまま用意されている環境だとも言えます。
相談しやすい文化
技術スタック以上に「この会社いいな」と思ったのが、ここです。
前回の記事で「分かったフリをしない」「年下の先輩にも頭を下げて聞く」と書きました。これができるのは、聞ける空気がちゃんと会社側にあるからでした。
たとえば、社内で技術的な情報を投稿すると、ちゃんと反応が返ってきます。ただの「いいね」で終わらず、「自分はこう思う」という意見の形で返ってくる。この、意見をぶつけ合える空気が、地味だけど大きいと感じています。
質問や指摘をもらうのは、経験者にとって少し怖いものです。でもここでは、それが「否定」ではなく「一緒に良くしよう」として返ってくる。だから、35歳の私でも素直に「なるほど」と言える。
そしてこれは、雰囲気だけの話ではありません。一回ごとのやり取りは地味ですが、その積み重ねがあるからこそ、心理的安全性という言葉が標語で終わらないのだと思います。
こういう人と、一緒に働きたい
最後に、これは私個人の勝手な願望も込めて。
N’s Createsの開発は、たぶんこんなスタンスの人と一番相性がいいです。
・一人で完璧に仕上げるより、途中で相談するほうが性に合う。(前回書いた話です)
・技術は抱え込まず、AIにも先輩にも気軽に頼りたい。
・離れて働くのも、文字でのやり取りも、そんなに気にならない。
逆に言うと、「経験者としての鎧」を脱げる人なら、年齢もキャリアも関係なく馴染める場所だと思います。私自身、35歳でまた新人になって、それを実感している最中です。
もしこの記事を読んで「こういう現場で働いてみたいな」と少しでも思ってもらえたら、それだけで書いた甲斐があります。
気になった方は、採用情報から、気軽にのぞいてみてください。









