UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供するN’s Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社の永富です。
最近読んだ本を紹介します。
「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」著:三宅香帆
書店でも平積みにされていてかなり話題になっている本なので、見たことのある方も多いかもしれません。
「疲れてスマホばかり見てしまうあなたへ」という言葉を帯で見た瞬間、私のことかと思いました。
もともと本を読むのは好きなのに、社会人になってからは以前と比べると全然読めなくなってしまって、仕事終わりには疲れて本を開く気力が出ない。でもなぜかSNSだけは見てしまう…。
これは読んだ方がいいかも、と思って気になっていた本でした。
本が読めないのは社会に要因があるのかもしれない
タイトルからは、読めなくなる原因が脳の仕組みにある、みたいな内容なのかなと予想していました。
ところが本書では、明治以降の日本の労働史や読書文化をひもとき、「日本人はこれまで、どんなふうに、何のために本を読んできたのか?」を語っていきます。労働と読書がどう結びついているのか、その背景をたどりながら、近年の日本で本を読むこととはどういうことと位置付けられているのかにつながっていくのが新鮮で面白かったです。
本書は、「働きながら本が読めるようになる方法」を教えるハウツー本ではありませんが、忙しい日々の中でもあえて読書に時間を割くことの価値を再認識するきっかけになったと思います。
読書はノイズ?
最近の私は、「自分の手の届く範囲にフォーカスする」という心がけを大切にしていたのですが、それも本が読めなくなる理由の一つとして触れられています。
読書は新しい知識を自ら取り入れに行く行為で、それは日々やらなければならないさまざまなことの対処にとってはノイズになる、という評がされていて、確かに思い当たる節はあるなと思います。
新しい知識を取り入れるのは日常にとってはノイズだから、認知負荷がかかる、だからしんどくて読めない。
でもそのノイズがあることで広がるものもあるので、ノイズを排除すればいいというものではない、だから本も読みたい!と改めて感じました。
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