右から左に文字を読む言語だとデザインの位置が持つ意味は逆になるのか?

齋藤 公一 / 2026年9月1日

UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 フロントエンドエンジニアの齋藤 (@31mskz10) です。

日本語は左上から右下の順番に読んでいく言語です。
そのため、ページネーションは左から順番に1、2、3…と続いていきます。

また、一般的にフォームの「送信」ボタンは右側にあり、「戻る」「キャンセル」などのボタンは左側にあります。

このように、デザイン要素の位置が持つ意味は、右から左に読む言語(RTL言語:Right to Leftの意味)だと、自然に右から左へ目を動かすため、読み方に合わせて逆になってしまうのでしょうか?
気になったので調べてみました。

ほとんどの要素が左右判定して配置される

右から左に読む言語(RTL言語)にはアラビア語、ヘブライ語、ペルシャ語などがあります。

調べてみたところ、やはりRTL言語のデザインは、ほとんどの要素が左右反転して配置されるようです。

中には反転しないものもある

ほとんどが左右反転しますが、中には反転しないものもあります。

例えば、進行状況を示す円形のローディングは、物理的な時計の動きを模倣しています。そのため、LTR言語とRTL言語の両方で時計回りに進みます。

複数の文字体系を持つ言語

RTLとLTRの両方の文字体系を持っている言語も多くあるようです。

例えば、クルド語はアラビア文字(RTL)またはラテン文字(LTR)で書かれることがあり、シンド語は一般的にアラビア文字(RTL)とデーヴァナーガリー文字(LTR)の両方で書かれます。

このような二重の文字体系は、使う文字に応じて使い分けが必要なため、かなり複雑になってしまうようです。

まとめ

RTL言語のデザインは、読者の自然な読み方、異なる方向のテキストの相互作用、特定の文化的・言語的文脈を慎重に考慮する必要があります。

実際そのような言語のデザインを扱うことは少ないと思いますが、多言語対応が必要な場合などは少し頭の片隅に置いておくといいかもしれません。

なお、本記事は下記のページを参考にしています。

参考:Right to left languages in design systems
参考:Languages using right-to-left scripts


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