キャリアというスキル

中田 和行 / 2017年3月31日

UX / UI のデザインに強いアプリ・Webシステムの開発と、企業へのAI導入を支援する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook / X ) です。


UIデザイナーのスキルは、
デザインのセンスや再現力だけではないと思っています。
UIの場合はとくに、そう感じます。
たとえば、何度もお伝えしているような「使いやすさ」を
デザインに落とし込むためには、
「誰が」「どのような目的で」「何をするのか」を明確に掴み、
それをバランスよくアプリに組み込んでいく必要があります。
なかでも「誰が」の部分が、ある程度具体的になっていなければ、
UIデザインのベースを固めることができません。

なぜならば、作るものはアプリですが、
アプリを使用する前の状況、すなわちユーザーがどのタイミングでそれを使用するのか
といったことがイメージできなければ、
「使いやすさ」と「ニーズ」を結びつけることが難しくなります。
クッキングアプリを例にあげると、
“料理をする”という目的は同じでも、
アプリを利用する人が男性なのか女性なのか、
若い人なのかそうでないのか。
そして、その人がどのような生活をするのか、
どこに住んでいて、アプリを使用するのはどの場所で、
どれくらいの時間利用するのか。
ゆとりのある時間や空間で使用するアプリならば、
多少情報量が多くても良いかもしれませんが、
料理をするときは、料理をしながら見るかもしれないので、
できるだけ簡単に操作できて、片手で使えるものが良いでしょう。
そういったユーザーの利用シーンを明確にイメージできて初めて、
アプリの方向性を決定することができるのです。
僕たちは、このようなユーザーの人物像を明確にするための、
カスタマージャーニーマップ(本来はチームでディスカッションしながらユーザーの人物層をすりあわせていく方法)の簡易版のようなものを、考えるようにしています。
しかし、こういったアプリの目的に基づいて、
人物像を明確化するスキルというのは、
デザインができる、アプリを制作できるといったスキルとは少し異なります。
なぜならば、人物像の明確化においては、「人間観察」に近い感覚を要します。
この感覚を培うために必要なのが、経験、すなわちキャリアです。
長年培ってきたキャリアは、目に見える技術とは、また異なった技術として、
成果物として完成したアプリの土台を支える、重要なスキルであると考えています。
もちろん、アプリと言ってもいろいろなものがあるので、
容易に人物像を明確にできるものばかりではありません。
BtoBのアプリと、BtoCのアプリでは、明確にしなければならないことも違ってきます。
そのときに、どのように明確にしていけばよいのか、
誰に何を確認しなければならないのかを、円滑かつ的確に判断するためには、
方法論を知っていたり、スキルを積んでいなければ、難しいでしょう。
つまり、キャリアを積んでいない人でも、
ある程度飲み込みの良い人であれば、アプリを制作することはできますが、
「使ってもらえるアプリ」を制作するためには、豊富な経験が必要不可欠であるということです。
僕たちN’s Createsは、どのようなアプリにおいても、
土台となるユーザーの人物像を具体化し、
目的に応じた使いやすさを、UIデザインに落とし込み、お客さまにご提供しています。

UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates 株式会社は、神戸三宮オフィスまで週1出社(それ以外はリモートワーク)できる「デザイナー」「エンジニア」を募集しています。

興味のある方は、カジュアル面談しますので気軽にお問い合わせください!

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