UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供するN’s Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社の永富です。
最近読んだ本で印象に残っている本を紹介します。
デザイナーのビジネススキル キャリア5年目からの「壁」の越え方
私もUI/UXの分野ではちょうどキャリア5年目になるので、ドンピシャなタイミングで読めたなと思います。
デザイナー向けの本ではありますが、アウトプットをつくって人に届ける仕事をしている人なら、デザイナー以外にも刺さる内容が多い本だと感じました。
「言いなり」にデザインしないための本
Amazonの書籍概要には、次のように書かれています。
「言いなり」にデザインしていませんか?
プロとして身につけたい必須スキルの指南書
この本では、単にきれいな見た目を作るためのテクニックではなく、デザイナーがビジネスの中でどう立ち回るか、どう価値を出していくかが書かれています。
キャリア5年目からの「壁」というタイトルの通り、手を動かして作れるだけでは足りなくなってくる段階で、何を考えないといけないのかが整理されていました。
デザイナーは「被弾する」立場である
特に印象に残った箇所を引用します。
デザイナーは「被弾する」立場です。
依頼者からもチームメンバーからも撃たれる。意見を浴びせられる。そんな大変な立場にあります。(中略)なぜならアウトプットする側だから。アウトプットに対する反応を全身で浴びる役割だからです。
(中略)
世界に何かを生み出すとその反応も身に受ける。2つはセットです。誇りに思って良いことです。ひるんではいけません。怖気づき、自信なく立ち回ると周囲は不安になっていきます。
この一節は、自分の中で頼りにしながら仕事をしたいと思いました。
自分のアウトプットに対して色々言われるのはつらいこともありますが、それは何かを生み出しているからこそ返ってくる反応でもあります。
アウトプットを世に出すことと、その反応を受けることはセットで、その立場にいること自体は誇っていいことなのだと思えました。
読んでいて少し焦りもあった
全体を通して、「5年目ならこれくらい考え始めるレベルに達しておくものだよね?」という圧がありました。
もちろん本がそういう言い方をしているわけではないのですが、自分の中ではそう受け取ってしまう部分がありました。
これを自分ごととして捉えられないようでは全然だめだ、と思わされるような焦りも残っています。
デスクに置いておきたい一冊
この本の発売は去年なので、AIの発展状況も今とは少し違います。
ただ、読んでいて感じたのは、AIがどうなっても変わらない話が多いということです。
AIによって、手を動かす部分やアイデア出しの方法は変わっていくと思います。それでも、なぜ作るのか、誰のために作るのか、どう説明するのか、どう合意形成するのかといった部分は、簡単にはなくならないはずです。
ビジネス書の中でも、特にデザイナーにとってかなり良書だと思います。
一度読んで終わりではなく、仕事で迷ったときにまた開きたい、デスクに置いておきたい一冊でした。
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