UX / UI のデザインに強いアプリ・Webシステムの開発と、企業へのAI導入を支援する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook / X ) です。
AIが「使えるか使えないか」から「どう使うか」へ、そして今や「AIを前提にどう経営するか」へと問いが変わっています。技術が汎用化していく中で、会社として何を軸に置くべきか。今週の朝礼でメンバーに話した3つのバリューを通じて、私なりの答えを言語化しました。
AI普及時代に「会社のあり方」が問われている
かつてワープロが登場したとき、ワープロ教室に通って操作を学ぶ人がいた一方で、「自分には関係ない」と距離を置いた人もいたと聞きます。その後パソコンが普及し、インターネットが登場し、スマートフォンが当たり前になった——いずれも同じパターンが繰り返されました。「使える人と使えない人の差」が一時的に生まれ、やがてそれは「当たり前のスキル」になっていく。
今まさに、AIが同じ道を歩んでいます。
ただ今回は少し違う点があります。AIはチャット型から始まり、すでにAIエージェントまで進化しています。単なるツールではなく、仕事のパートナーとして機能し始めている。「使えるか使えないか」という段階を超えて、「AIと一緒にどう働くか」「AIを前提にどう組織を作るか」という問いが、すでに経営者に突きつけられています。
技術が汎用化していく中で、会社として何が残るか。N’s Createsの3つのバリューは、この問いに対する私たちなりの答えです。
「解で解を作る」——問題解決を止めない組織に
N’s Createsの一番ベースにある考え方です。
クライアントだけでなく、自分たちも快適であり続けるために——問題をそのままにせず、解決策によって状況を改善し続ける。AIはその強力な手段の一つですが、手段に過ぎません。
重要なのは、AIに任せることが目的ではなく、課題意識・問題意識を持ち続けることです。顕在化していない顧客の問題を発見し、AIや人のアイデアを組み合わせて解決する。そしてその解決策が次の解を生み出していく——このフローを持っている会社が、AI時代に強い組織だと思っています。
今やっている仕事の中に、お客さんがまだ言語化できていない不便や課題が必ずあります。それを発見する感度を組織全体で持ち続けることが、「解で解を作る」の本質です。
「人と技を磨く」——技術と人間性の両輪で
AI活用は「技を磨く」の一部に過ぎません。職種によって、磨くべき専門性は異なります。
エンジニアの場合、AIがコードを書く時代になっても、設計・要件定義・プロジェクトマネジメントの知見は人間にしかできない部分です。AIと協調しながらよりセキュアなシステムを開発したり、AIスキルの設計や最適なワークフローを整備したりする力が求められます。技術だけでなく、クライアントとの要件定義や、自社サービスで難しいロジックをどう実現するかという思考力も、これからより重要になっていきます。
デザイナーの場合、私自身が20年近くデジタルデザインの世界で仕事をしてきました。ウェブデザインから始まり、アプリやシステムのUIデザイン、UXデザイン、そして事業構想大学院大学でのビジネスデザインまで。単にきれいな画面を作ることではなく、ユーザーの体験から考え、どのような流れでサービスに触れるかを設計し、そこで何を見てどう行動してほしいかを統合していく。これがUI/UXデザインの本質です。
AIがどんどんコモディティ化していくと、誰もが同じような回答を出すようになります。そこで必要になるのが、その人独自の経験や環境に起因するエッセンスです。セレンディピティのような偶然性、幅広い知見から生まれる独自の視点——これが技術の先にある本当の専門性だと思っています。
そして「人を磨く」には、2つの意味を込めています。1つは自分自身の人間性を磨くこと。もう1つは、周りの人を磨いていくことです。AI活用で効率化できた時間を、いろんな人と関わり、いろんな考え方を学び、チームメンバーに影響を与えるような行動をすることに使ってほしい。人生の目的は「人格の形成」とも言われます。AIをいくら活用しても、最終的にやり取りするのは人です。人として成長を止めない組織が、長期的に強い。
「縁と運をつなぐ」——意図ある関係構築が組織を動かす
「意図を持って行動する」ことの重要性を、朝礼ではサイコロのたとえで話しました。
すごろくをしていて、「3を出すと1回休み、4を出すと10進める」ルールがあるとします。そうなれば、4が多いサイコロを使う工夫をするのが自然です。これはただサイコロを振るのではなく、「何をしたいか」という意図があり、そのための工夫をしているということです。
人生や仕事も同じです。
- こうなりたい
- こういう人に会いたい
- こういう情報をキャッチしたい
この3つを意識するだけで、入ってくる情報や出会う縁は変わってきます。そしてその意図を、自分だけのためではなく、出会った人に最善の望みを聞き、それを叶えることを喜びにしていく。縁と運は、意図と利他の交差点で生まれると思っています。
組織としてこの姿勢を持てるかどうかが、長期的な信頼と成長につながります。
まとめ——AIをパートナーに、人と組織を強くする
AI活用時代に会社が持つべき軸として、私が考えること。
- 問題解決を止めない姿勢を組織文化にする
- 技術の汎用化が進むほど、人間としての専門性と人間性を磨く
- 意図を持って縁をつなぎ、信頼を蓄積し続ける
AIはパートナーです。AIと一緒に働きながら、人として・組織として成長し続けること——それがこの時代に選ばれる会社の条件ではないかと思っています。
UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
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