デザインにおいてビジュが良いことの重要性

齋藤 公一 / 2026年3月17日

UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 フロントエンドエンジニアの齋藤 (@31mskz10) です。

UIの世界では使いやすさが評価されがちですが、ひと目見て「かっこいい」「かわいい」「なんかイケてる」「使ってみたい」と思ってもらうためには、ビジュアルが大切だなと思うときがあります。

機能的に優れているだけでは、人の心は動きません。
今回は、なぜ私たちがビジュアルに惹きつけられるのか、そしてそれが仕事においてどう重要なのかを考えてみたいと思います。

脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか

クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか』という書籍があります。
この本では、「かっこいい」と感じる感情が、単なる個人の好みではなく、人間の脳の働きや社会的な欲求と深く結びついていると説明されています。

人間は、社会的な地位や魅力を高めてくれるモノを「かっこいい」と感じ、それを手に入れることで脳の報酬系が活性化されるそうです。

つまり、優れたビジュアルは、私たちの感情や本能に直接働きかけ、「これを使っている自分はイケてる」というポジティブな感覚を与えてくれます。
これは、論理的な思考を飛び越えて、強い「欲しい」「使いたい」という欲求を生み出す力を持っています。

逆に、どんなに便利でも「このアプリアイコンはちょっと……」と思ってホーム画面に起きたくないアプリってないでしょうか?

テンションを上げるのも仕事の1つ

この「かっこいい」がもたらす感情的な価値は、消費者向けの製品だけでなく、社内で使うツールにおいても重要です。

私が社内のNotionのポータルページを作ったとき、情報を整理するだけでなく、見た目にもテンションが上がるように気をつけました。

「社内のものなんだから手間をかけず適当でいいじゃん」と思われるかもしれません。
しかし、多くの人に積極的に使ってもらうためには、「使いたい」や「なんかいい感じになってるじゃん」とひと目で感じてもらう必要がありました。
(当時は開発チームだけが使っていたため、全社導入への後押しするために作った意図もありました)

参考:開発チームポータルをNotionで作成した話

コーポレートサイトも同じで、単に情報を羅列するだけでも機能としては十分なのかもしれません。

しかし、そこで働く人のモチベーションを上げたり、会社の魅力を直感的に伝えたりするためにも、やはりビジュアルは大切なのだと感じます。

機能と感情の両輪で考える

もちろん、見た目が良いだけで、機能が伴っていなければ意味がありません。
使いにくいツールは、どんなに美しくてもストレスの原因になります。

しかし、その逆もまた然りです。
機能的に優れていても、見た目が無機質で魅力的でなければ、人はそれを「使いたい」とはなかなか思えません。

優れたプロダクトやツールは、常に「機能」と「感情」の両輪で設計されています。
使いやすいという論理的な満足感と、使っていて楽しい、心地よいという感情的な満足感。
その両方を満たすことで、初めて人はそのツールやサービスを積極的に活用してくれるようになると思います。

まとめ

機能性を追求するのはもちろん大切ですが、それを使う人の心が動くか、テンションが上がるか、という視点も忘れてはいけません。

次に何かを作る機会があれば、「これは使いやすいか?」と同時に、「これは使っていて楽しいか?」「テンションが上がるか?」とい自問をしてみてもいいかもしれません。


UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
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