UX / UI のデザインに強いWebシステムの開発と、BtoB Webマーケを支援するWeb制作を提供する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 フロントエンドエンジニアの齋藤 (@31mskz10) です。
「成長」という言葉を聞くと、サイズが大きくなったり、数が増えることばかりを考えてしまいがちです。
- 規模が大きくなった
- 売上げが増えた
- 社員数が増えた
- 持っているスキルが増えた
これらは観測しやすく、分かりやすい指標です。
しかし、本当の成長に必要なのは、単に規模を拡大する「量の向上」だけではありません。
ベースを強化し、効率を高める「質の向上」も含めた、2つの側面を考える必要があります。
成長の2つの側面
量の向上と質の向上は、それぞれ異なる性質を持っています。
そして、それぞれの向上はまったく別の強化方法(フェーズ)が必要だなと感じました。
量の向上に必要なこと
量の向上は「拡大と挑戦のフェーズ」です。
とにかく規模を拡大し、新しい領域に挑戦していく段階です。
例えば、積極的に採用活動を行ったり、新しいスキルを次々と習得したりする活動がこれにあたります。
このフェーズは、目に見える成果が出やすい一方で、その過程で組織や個人に歪みや非効率を生み出す可能性があります。
質の向上に必要なこと
質の向上は「強化と効率化のフェーズ」です。
今あるものをより良くし、少ないエネルギーで同じ成果を出せるようにする段階です。例えば、採用プロセスを見直して良い人材が自然と集まる仕組みを作ったり、習得した知識を整理して深く理解し直したりする活動がこれにあたります。
この成長は数字として表れにくいですが、組織や個人の基盤を強化し、次の拡大期に備えるために不可欠です。
質を向上させると成長している実感が持てない問題
量の向上は分かりやすいですが、質の向上は実感が持ちにくいですし、成長している感がありません。
しかし、量の向上だけを追い求めると、いずれ限界が訪れます。
常に背伸びをし続けるような状態なので、心身の疲弊や燃え尽きにつながります。
組織であれば、急成長に仕組みが追いつかず、文化や業務プロセスが崩壊する可能性もあります。
また、基盤が弱いまま規模だけが大きくなると、少しの外部環境の変化やトラブルで簡単に崩れてしまう脆い状態になります。
質の向上は、この脆さをなくし、変化に強い状態を作り上げます。
量と質を交互に求める「成長のサイクル」
ここ数年、どうすればうまく成長できるか考えた結果思いついたのが、それぞれを交互に強化していく方法です。
量の向上を目指す「拡大フェーズ」と、質の向上を目指す「強化フェーズ」を意図的に交互に繰り返すという考え方です。
これは、勉強にも同じことが言えます。
どんどん新しい技術書を読んで知識をインプットしていく「拡大フェーズ」と、一度立ち止まって、それらの知識を実際にコードを書いたり、人に説明したりすることで深く理解する「強化フェーズ」を繰り返すイメージです。
このサイクルを意識することで、無理なく、そして着実に成長していくことができます。
拡大フェーズに生じた歪みを強化フェーズで修正し、強くなった基盤をもとにして、再び次の拡大に挑戦する。
このリズムが大切そうです。
まとめ
成長とは、大きくなること(量)と強くなること(質)の両輪で成り立っています。
分かりやすい規模の拡大だけを追い求めるのではなく、自分や自分たちの組織が「より少ないエネルギーで、よりラクに活動できるようになっているか?」という質の視点を持つことが重要です。
あなたは今、量を求める「拡大フェーズ」にいますか?それとも、質を求める「強化フェーズ」にいますか?
自身の現在地を把握し、次に来るべきフェーズを意識することが、本当の意味での成長につながるのかもしれません。
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