UX / UI のデザインに強いアプリ・Webシステムの開発と、企業へのAI導入を支援する
N's Creates (エヌズクリエイツ) 株式会社 の 中田和行@神戸のデザイナ社長 (facebook / X ) です。
「仲間」という言葉ほど、使われすぎている言葉はないかもしれない。
職場の同僚も仲間。学生時代の友人も仲間。ビジネスパートナーも仲間。SNSでつながっている人も仲間。
でも正直なところ、その中身はかなり違う。深さだけの問題じゃない。そもそも、その関係が「何に向かっているか」が根本から違う。
この違いについて、ずっと考えてきた。今日はそれを整理してみる。
愛とは、行動のことだ
愛を突き詰めると、「相手のために動くこと」にたどり着く。
感情としての愛ではなく、行動としての愛。見返りを求めず、相手が豊かになることを願って動く。「愛している」という言葉より、「愛する」という動詞の話だ。
アダム・グラントの『ギブ&テイク』に、人を3種類に分ける話がある。
ギバー(与える人)、テイカー(受け取る人)、マッチャー(バランスを取る人)。
注目したいのは、最も成功するのがギバーだという点だ。長い目で見ると、本物のギバーが最も豊かな関係と人生を築いている。
これは偶然じゃないと思っている。愛からくる行動は、持続する。義務感や恐れからくる行動とは、生まれてくる力がまったく違う。

仲間が変わると、到達できる場所が変わる
仲間には、大きく2種類いる。
一つ目は、目標に向かって助け合える仲間。
同じ方向を向いて、互いを引き上げ合う関係。それぞれが夢や目標を持っていて、相手のためにも力を注げる。この仲間との時間は、終わったあとに何かが積み上がっている。一人では見えなかった景色が、少しだけ広がっている。
二つ目は、自分の目的のためだけにいる仲間。
暇つぶし、寂しさを埋めるため、安心感のため。その欲求自体は人間として自然なものだ。誰だってそういう時期はある。ただ、この関係だけでは、なかなか前には進まない。
漫画『ワンピース』のルフィは、各仲間の夢を知っていて、その夢のためにも戦う。あの一味が強い理由の一つは、お互いの目標を知っていることにあると思う。目標で繋がっている仲間は、それだけで引き上げ合う力が生まれる。

仲間の条件:お互いの「目指すもの」を知ること
では、「目標に向かって助け合える仲間」はどうすれば作れるのか。
必要な条件がある。
お互いの目標・理念・ありたい姿を、互いに理解していること。
相手が何を目指しているか分かれば、どこで力を貸せるかが見えてくる。善意があっても、相手の向かっている方向が見えていなければ、なかなか力の貸しようがない。
逆に言えば、それが分かった瞬間に、関係の質が一段変わる。
「そこを目指しているなら、自分はこれを提供できる」という感覚が生まれる。これが本当の意味での協力関係のはじまりだと思っている。
アチーブメントでいう「人生理念」、使命・天命の見つけ方、自分の価値観の整理——アプローチはいろいろある。言葉は違っても、向かっていることは同じだ。自分が何者で、どこへ向かっているのかを明確にすること。
理念という「旗」の話
会社でいえば、理念がその「旗」にあたる。
N’s Createsの経営理念は「豊かさの追求」だ。
わが社はデザインとITの力で、顧客やユーザーが望む未来の実現に貢献し、従業員をはじめとした縁ある人々の物心両面の豊かさの追求と、豊かな社会の実現に寄与することを目的とします。
豊かさとは、どれだけ幸せな時間を過ごせるか。幸せとは、「生存」「愛・所属」「力」「自由」「楽しみ」の5つの基本的欲求を1つ、または複数満たすこと。自分も相手も豊かにすることを追求し、幸せな時間を過ごせるモノゴトを創造する。
「自分も相手も豊かにする」という言葉に、この理念の核心がある。
自分だけが得をすれば良いという発想ではなく、関わる人全員の豊かさを追求する。これはギバーの在り方そのものだ。そして、そうした在り方が結果として豊かさを引き寄せるという考え方でもある。
バリューの一つ「縁と運を繋ぐ」にはこう書いてある——「目的を持って行動する」と「相手のために最善を尽くす」。愛を行動に変えたときの言葉だと受け取っている。
目指す姿として掲げているのは「日本一幸せを創造するデザイン&テクノロジーカンパニー」。幸せを自分たちだけが手にするのではなく、創造して届ける側でいたいという意志だ。
今、自分が向かっている場所
理念という長期の旗に加えて、今の直近の目標がある。
「神戸でNo.1のAI×UX会社になること。」
AIと人間中心設計(UX)を掛け合わせることで、中小企業の経営者やチームが本当に使える仕組みを作りたい。そのためにAnthropicのアカデミーにも参加して、AIの最前線を自分の手で学んでいる。
旗を掲げることで、同じ方向を見ている仲間が現れる。そういう体験を少しずつしてきた。
マスターマインドという考え方
ナポレオン・ヒルが「マスターマインド」という概念を語っている。
同じ目標に向かって、互いの知恵と力を持ち寄る仲間の集合体。個人の能力の単純な足し算ではなく、組み合わさることで生まれる第3の知性がある、という考え方だ。
これが実現するための条件は、互いの夢や目標を知った上で、意志を持って集まっていることだ。
共鳴している仲間が集まったとき、一人では想像できなかったものが生まれる。これが「目標に向かって助け合える仲間」と共にいることの、最も大きな価値だと思っている。

自立から相互依存へ
『7つの習慣』には、人間の成長を3段階で語る部分がある。
依存 → 自立 → 相互依存。
依存は誰かがいないと動けない状態。自立は一人で立てる状態。そして相互依存は、自立した人間同士が意志を持って選んで助け合う状態だ。
相互依存は、弱さから誰かに頼ることとは根本から違う。強いからこそ、意図的に力を合わせる。
自分の目標と理念を持ちながら、同じように目標を持って動いている仲間と力を合わせていきたい。自分がギバーとして何かを提供しながら、仲間の力も借りながら進んでいく。それが今、私が目指している在り方だ。
与える人のところに、与える人が集まる
最後に、一つ確信していることを書く。
ギバーは、ギバーを引き寄せる。
愛を行動にしている人のところには、同じように愛を行動にしている人が集まってくる。それは計算ではなく、自然な引力のようなものだと感じている。
だから、本当の仲間を作りたいなら、まず自分がギバーであること。自分の理念と目標を言葉にして持ち続けること。そして、相手の目指すものを知ろうとすること。
神戸でNo.1のAI×UX会社を作るという旗に向かって、一緒に動いてくれる仲間を増やしていきたい。ただそれは、「自分の目標に賛同してくれる人を集める」ということじゃない。相手が何を目指しているかを理解した上で、お互いに引き上げ合える関係を作っていきたい。
本物の仲間とは、お互いがギバーでいられる関係のことだと思っているから。
あなたの周りにいる仲間は、どんな「旗」を持っているだろうか。そして、あなた自身は今、どこへ向かっているだろうか。
参考文献・出典
- アダム・グラント著『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』(三笠書房、2014年)
原著:Give and Take: A Revolutionary Approach to Success, Adam Grant, 2013 - スティーブン・R・コヴィー著『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』(キングベアー出版)
原著:The 7 Habits of Highly Effective People, Stephen R. Covey, 1989 - ナポレオン・ヒル著『思考は現実化する』(きこ書房)
原著:Think and Grow Rich, Napoleon Hill, 1937 - ウィリアム・グラッサー博士「選択理論」― 5つの基本的欲求(生存・愛と所属・力・自由・楽しみ)
- N’s Creates 企業理念:https://nscreates.com/company
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「神戸でNo.1のAI×UX会社をつくる」という旗に向かって、一緒に進んでくれる仲間を探しています。
自分の目標を持ちながら、チームとしても引き上げ合える。そんなギバー同士の関係を、N’s Createsで作っていきたいと思っています。
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